変化に強い組織の作り方 ~kintoneがもたらす柔軟性と見直しの力~

皆さん、こんにちは。この場をお借りして、皆さんに役立つ情報や、私が日頃感じていることをお伝えしています。今日は、皆さんのビジネスにおいて、特に重要だと感じているテーマについて深掘りしたいと思います。

それは、「変化への対応力」。そして、その実現に貢献してくれているツール、**kintone(キントーン)**についてです。

私自身、新しい技術やツールには常にアンテナを張っていますが、同時に「本当にうちに必要なのか?」と、慎重に吟味するタイプです。しかし、このkintoneは、そんな私の固定観念を良い意味で打ち破ってくれたツールだと確信しています。

業務変更は当たり前。kintoneなら「柔軟」に対応できる

ここ数年で世の中の変化はめまぐるしく、それに伴い業務内容や進め方も頻繁に変わっています。今日正しいとされたことが、明日には最適解ではなくなっている、なんてことも珍しくありません。

これまでのやり方では、業務フローが変わるたびに、システムの改修に多大な時間と費用がかかったり、エクセルファイルの修正に追われたり、現場の担当者が疲弊したりする場面を沢山見てきました。変化に対応しようとすればするほど、足かせが増えていくような感覚です。

しかし、kintoneは違います。例えるなら、**「業務のレゴブロック」**のようなものです。必要なパーツを組み合わせて、業務に合わせて自由に形を変えられる。この柔軟性が、kintoneの最大の強みだと感じています。

業務フローが変わっても、プログラミングの専門知識がなくとも、ドラッグ&ドロップといった直感的な操作で、既存のアプリを修正したり、新しい業務に対応するアプリを素早く構築したりできます。これにより、変化の波に乗り遅れることなく、常に最適な業務プロセスを維持できるようになりました。

以前、とある会社で複数の部署を横断する情報連携の仕組みを急遽構築する必要がありました。従来の開発手法では数週間から数ヶ月を要したであろう要件が、kintoneのおかげで驚くほど短期間で実現でき、事業のスピード感を損なうことなく推進できています。業務の途中で「この項目を追加したい」「承認フローを一部変更したい」といった細かな調整も、容易に行えるため、日々の業務改善サイクルを迅速に回せるようになったのは、経営者として非常に大きなメリットだと感じています。


ツール導入は「業務見直し」の好機

ただ、一つだけ皆さんに心に留めておいていただきたいことがあります。kintoneを導入するということは、単に便利なツールを導入するだけではない、ということです。それは、**「業務の根本的な見直し」**を促す機会でもあります。

長年事業を続けていると、無意識のうちに「なんとなくこうしている」「昔からこのやり方だから」といった、非効率な業務プロセスが根付いていることが少なくありません。散在するエクセルファイル、口頭での情報共有、重複する入力作業など、日々の業務の中に潜む「無駄」は意外と多いものです。

kintoneを導入する際、私たちはまず、現在行っている業務を詳細に洗い出し、それぞれのプロセスが本当に必要か、より効率的な方法はないか、徹底的に議論します。kintoneは、既存の業務をそのままシステム化するのではなく、「あるべき姿」の業務プロセスを明確にし、それをkintone上で実現していくというアプローチを取ります。

最初は戸惑いや抵抗の声もあると思います。
しかし、社員全員で業務プロセスを見つめ直し、意見を出し合う中で、「この作業は不要だ」「この情報は一元化できる」といった多くの気づきがあるのです。
結果として、業務が劇的にシンプルになり、無駄な作業が削減されたことで、社員の労働時間削減にも繋がり、また、業務が可視化され、それぞれの役割と責任が明確になることで、社員一人ひとりが、より主体的に業務に取り組む意識が芽生えるのではと感じています。


まとめ

kintoneは、単なる業務改善ツールではありません。それは、変化の激しい現代において、企業が生き残り、成長していくための**「柔軟な組織体制」**を構築するための強力なパートナーです。

業種を問わず、多くの企業が抱える「変化への対応」という課題。もし皆さんの会社で、「もっと効率的に業務を進めたい」「変化に強い組織を作りたい」とお考えであれば、一度kintoneの導入を検討されることを強くお勧めします。

もちろん、導入には「業務の見直し」という骨の折れる作業が伴います。しかし、その先に待っているのは、より生産性が高く、そして何よりも変化に柔軟に対応できる、しなやかな企業体質だと確信しています。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。皆さんのビジネスの成功を心より願っています。

世間では社長ともいうが、ペットの海洋散骨の際は船長に変身する。 車、バイク、船舶をいじるのが大好き。特に古い車、バイクが好き。 釣りも好きだが、あまり釣れないので、毎回魚に餌をやりに行っているかんじ・・・ スポーツは野球とソフトボールが好きで、アウトドアも大好き。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です